私たちは自分で治るようにできている

東洋医学の基本にある自然治癒力について考えます。自然治癒力とは、生物として根本的な「自己保存のしくみ」が現れたもの。切り傷が瘡蓋になりやがて跡形もなく治るように、私たちの身体には、どこかが壊れたとしても、常にそれを治して元通りにしようとする働きが備わっています。

風邪を例にとってみましょう。熱は、細菌やウィルスの増殖を抑えるとともに、これらを白血球が攻撃しやすい環境を作ります。咳や鼻水は病原体を体外に排出します。症状は不快ですが、薬なしでうまく経過させると、免疫機構が発揮され、身体は元の健康な状態に戻ります。重篤なものでなければ、ゆっくりと風邪を経過させてあげたいですね。症状は身体を強くするチャンスなのです。

とっておきの風邪予防法をひとつ。ちょっとおかしいな?と思った時に、大椎(だいつい:顔を下にすると触る首の後ろの大きな骨の下)を、カイロやドライヤーで温めます。なお冷えがあれば足湯をします。小食にして早く寝れば翌日スッキリ!お試しあれ。