写真ベジタリアン、ビーガン、糖質制限、マクロビオティック、西式健康法など等世の中ではいろいろな人がいろいろな食事法を提唱しています。大抵の方は不調やダイエットをきっかけにある食事法を実践するようになりますが、それが必ずしもその方の体質に合っているものなのかどうかは分かりません。

ひとつだけ言えるのは、ほかのひとに良かった、効いたものが自分にも良い、効くとは限らないということではないかと思います。免疫理論で有名な安保先生は、講演のなかで、「たぬきは喉が渇いているかどうか隣のたぬきに聞きますか?聞くのは人間だけですね」というようなことをおっしゃっていたそうです。

特に大人は、「頭」で食べるということをどうしてもやってしまいます。でも、自分の身体に本当に合った食べ方なのかどうか、自分の身体の声に耳を傾けないままそれを実践して、かえって良くない結果をもたらしてしまうこともあります。

わたしたちは食べたものでできている。一日3回の食事のからだへの影響は間違いなく大きいし、計り知れないものがあります。同時に、食事はその人の価値観の現れでもあります。

問診の際、患者さんに必ず朝昼晩の食事の内容、間食の中身や好き嫌いについてお尋ねしています。お身体なども拝見して、もし食事内容を見直すことがその方の症状改善に役立つかもしれないと思った場合、食事についてお話させていただいています。

それでも好きなものをすぐに止められるわけではないし、まして他人からあなたの病気の原因が食べ物にある、なんて言われたら、反発を覚えるほうが普通だと思います。本当にその方の身になって、どういうやり方であれば、その方の体質に合った食べ方にもっていけるのか、××は駄目、ではなく、××のように食べてみてはいかがですか?というように出来るところから少しずつやってみることをお勧めしています。

いま食べているもののなかに、症状に影響のありそうなものがあったら、まずはそれを一週間抜いてみて体調の変化をみてみるのも良いかと思います。そうやって、自分の身体の声に耳を傾ける方法をつけることができれば、不調とは縁遠くなるのではないかと思います。

今日のエントリーは自分への反省もこめて書かせていただきました^^