写真桜が満開の平塚で、今日は小児はりの勉強でした。昨年の秋に2歳の息子がぜんそくのような症状を繰り返し、体質改善の必要に迫られ、駆け込みお世話になっている平塚の白銀堂鍼灸院で勉強会を開いてくださったのでした。

小児はり。名前がいけませんね。はり、とはいえ、皮膚を貫通するものではなく、写真のような、金や銀、ステンレスでできたいろいろな形をしたもので、子供さんの皮膚をごく軽くなでるというものなのです。感染症や急性の症状をのぞく、あらゆる「気になる症状」、たとえば、小児神経症(かんの虫)といわれる、夜泣き、不機嫌、奇声、食欲不振、噛み付くなどといった症状に効果があります。また、鼻炎や扁桃炎を繰り返す、喘息やアトピー性皮膚炎を持っている、便秘や下痢などをしている、おねしょをする、といった病気の慢性期に小児はりをすると、こうした体質が改善していきます。

小児はりが何故効くのか、ということについては、①小児発育期の自律神経のコントロール、②免疫力の増強、③成長ホルモンや副腎皮質ホルモンの調整、④血行改善、といったことが分かっています。(「実践小児はり法」医歯薬出版 より)

実際、うちの息子は、それまで年中よだれ鼻水をたらしており、季節の移り変わりや急に冷え込んだときなどにゼイゼイしていたのですが、小児はりを継続的に行うことで、症状がぴたっと治まりました。大人と違って、こどもは生命力が旺盛なので少しの刺激でもすぐに回復するということは聞いていましたが、実際そのことを目の当たりにしてびっくり。これは本格的に勉強しなきゃ!と思った次第です。

少しの刺激でもすぐに変化するのは良いのですが、刺激が多すぎると逆に症状を悪化させたりするので、適切な場所に適切な刺激をする、という技術と勘の力がとても大切です。これは大人の治療についても同じことが言えるんですけどね。小児はりの勉強、といっても、まずはこの皮膚を読む力をどうつけるか、といったことが基本になります。

そのために、鍼頭叩き(しんとうたたき)という手の訓練法を、明日から毎日継続して行います。毎日。意志をかたくもってがんばります。

小児はりは、はり灸養生院いのうえでも治療メニューのひとつとして行っています。施術時間はほんの5分~10分です。お子さんが場所に早く慣れるよう、キッズスペースもございます。興味をお持ちの方、いつでもお問い合わせくださいね。 😛